世界旅行を振り返る。

近い将来、世界旅行の再開を夢見ながら、過去の思い出を振り返ります。あまり覚えてないかもしれないので不確かな部分もあります。今の自分へのエールとして、そして誰かの糧になっていたら幸いです。今まで21か国36都市制覇。世界のトイレ撮影が好きです。

中欧旅行~チェコ・ブルノ②出会い編~

 

※今回の記事も写真はありません。

 

 

念願のチェコに辿りついたものの、

 

最初の街、ブルノに降り立ったのが、運悪く、チェコ独立記念日

 

ATMからお金が引き出せず、パニックの中眠りについた私。

 

この日のドミトリーは男女混合12人という構成で、

 

普段女性専用ドミトリーに極力泊まっている私は、

 

なお一層不安な思いで眠りにつきました。。。

 

 

●●●●●

 

同室の人たちも帰ってきて、みんなが眠りについたであろう、深夜。

 

不安で寝付けない私の隣のベッドから、寝言が聞こえてきました。。

 

「うぅ~ん、、、そうなのぉ~~~??zzz」

 

 

・・・・・・・・えッ・・・・・!!!!!!

 

日本語・・・・?!?!

女の子・・・・!!!!!!

 

確かに、日本語の寝言が聞こえてきたのです。

 

そのあとも、何度か寝言が聞こえてきたけど、これはたぶん、日本語!!

 

その瞬間、私は、「明日絶対に声をかける!」と心に決めました。

 

 

●●●●●

 

翌朝。

 

このホステルは無料の朝食が付いていたので、私はタイミングを

 

合わせて、朝食がある部屋へ向かいました。

 

見た目は、150㎝くらいの小さな女の子。年は同じくらい。

 

周りに知り合いはいなさそうなので、きっと私と同じ個人バックパッカー

 

こんなに話しかけやすい、良い条件はありません!!

 

何気ない素振りで、その子の正面に座り、もそもそと食事をとります。

 

(こうやって書いていると、行動が気持ち悪いですね)

 

チラっチラッと様子をうかがいながら、タイミングをはかり、、

 

 

「あのッ、、、日本人ですよね、、、??」

 

「あ、そうです!」

 

合ってた~~~~~~~~~~~~!!!( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)

 

話しかけられたらこっちのもん!!距離をつめます。

 

朝食を食べながら話していると、

 

その子は大学生で、チェコに留学しており、普段はプラハにいること。

 

今日は休日だったので、ブルノにいる日本人の友人と遊ぶために

 

このホステルに泊まっていることなどが分かりました。

 

 

今日もこの後、その友人と会う予定らしいので、一緒に観光する

 

ことは叶いませんでしたが、私にはもう一つ重要なミッションがあります。

 

 

そう、それは、、、、、

 

お金を借りること、、、、!!!!!!

 

当時の私は、まだATMが使えない理由が祝日だったからということに

 

気づいておらず、自分のカードの上限とストック切れだとばかり

 

思っていたので、日本の親が、私のキャッシュパスポートに

 

お金を振り込んでくれるまで、お金がない状況だと焦っていたのです。

 

 

朝食も終わり、ソファに座ってお互いの話をしながら、

 

おそるおそる打ち明けてみました。

 

 

「あの、、、実は今、カードからお金が引き出せなくて、

チェココルナが一銭もないんですよ、、、それd」

 

「えッ大丈夫ですか?!貸しますよ!!!」

 

「えッッッッッ」

 

 

なんと、私がお金を貸してほしいという情けない言葉を出す前に、

 

彼女はためらいもなくお金を貸すと言ってきてくれたのです。

 

まだ出会って30分もたっていない私に(;O;)

 

女神に出会った瞬間は、この瞬間のことを言う( ;∀;)( ;∀;)

 

 

 

彼女はその場ですぐ、日本円で8000円ほどのチェココルナを

 

渡してくれました。こんなにも。。。(;O;)

 

ただ、借りたものは返さなくてはなりません。

 

そこで、彼女とは、プラハで再開する約束と、連絡先の交換をして、

 

その日は別れました。(彼女はその日チェックアウトだったので)

 

 

それにしても、素晴らしい方と運よく出会うことができました。

 

お互い、一人旅をしているから、事の重大さ、緊急さ、その人の不安が

 

分かるのかな、という話を彼女として、

 

もし私も相手方のようなシチュエーションに立ち会ったら、

 

助け合いたいなと思いました。

 

もちろん、中には悪い人もいると思うので、その判別はとても

 

難しい所だけど。。。

 

出会ってすぐの私に、心置きなくお金を貸してくれた彼女には、

 

感謝してもしきれません。

 

 

 

 

、、、さて、お金については、とりあえず不安が薄れました。

 

自分のお金は引き出せてないので、状況としてはまだ駄目ですが、

 

このブルノの街を観光できるのは、中日の今日だけです!

 

いつまでも落ち込んでいても、今日は帰ってこないので、

 

ブルノの街の探索に出かけましょう!!

 

、、、もちろん、節約してね。